約1年ほど前、お友達と一緒にご来店いただきました、Tさま。ご来店時、新築を予定して設計段階でした。

壁に厚みと丸みを感じてもらえるような漆喰仕上げとステンドグラスを取り入れた優しげな光、アンティークシェードを所々に取り入れることで、光と陰のコントラストが美しく感じられる家作りとなっています。

建築会社さんは工務店さんでしたので、10枚以上のステンドグラスを外壁を含め内壁や扉へはめ込みしていただきました。外壁へのはめ込みは外側にもガラスを入れることによりペアガラスとなり、助成の対象となったそうです。


まず玄関を入ると天井に近い部分の外壁にはめ込みました。上の方から入る光は想像以上に柔らかさを感じていただけると思います。

リビングの吹き抜け部分の高い位置にも大きめのステンドグラスを2枚ペアではめ込みしていただきました。
古いガラスのシェードと色を合わせてあります。

オリジナルのフレームのままはめ込まれたステンドグラスこちらはクローゼットと廊下の間の壁です。

階段の手すりはアイアンの作家さんによるオリジナル。こちらもデザインを施主さんと一緒に現場で相談しながら手作りならではの繊細さを出していただきました。

カーテンレールも同じ作家さんによる手作りです。量産品にはない線の細さやいびつ感もイメージにぴったりです。


階段の壁にはブラケットやガラスシェードを

ダイニングテーブルはフランスの田舎で使われていた約100年前のファーマーズテーブル。バラバラの椅子が可愛らしく、素朴感を感じていただけると思います。

テーブルの上に下がるシャンデリアもフランスからきたアンティーク。こちらはクリア・紫・アンバーの3種類のガラスを使った珍しいシャンデリアです。煌びやかよりも年月を経た味わいを感じるシャンデリアです。

リビングに入るための扉はイギリスの田舎の村で使われていたアンティーク。無垢材ですので、ステンドグラスをはめ込むこともできました。

トイレや洗面所などの扉にも小さめのステンドグラスがはめ込まれています。