先日、三重県の堤様邸にお伺いしてきました。
初めてチェルシーオールドに御来店いただいてから約3年をかけて完成したお家を拝見してきました。
今では珍しい土壁のお家。
土壁を塗ってから半年は時間を置く必要があるそうです。
自分の思いを実現させるためには、たっぷりとした時間をかけることが大切なんですね。
可能であればそんな家づくりができるといいですね!
堤様にはたくさんのステンドグラスを自宅に取り入れていただきました。
扉は玄関扉を含め、全てナラ材で製作してもらいました。
堤さん曰く、「この家に既成のアルミ扉は合わない!」とのお気持ちをお聞きし、
玄関は南側に向いているためかなり悩ましい部分ではありましたが、
製作者とともに検討した結果の作品です。
扉の横の細長いアイアンはシュークロークの明かりとりのためです。
玄関扉の横になるので、玄関扉のステンドグラスと合わせシンプルなものを選びました。
玄関の表札と階段の手すりはアイアン作家さんの作品です。
手すりのデザインは奥様が絵に描いて作家さんと一緒に製作したものです。
ほとんどの扉にステンドグラスを入れていただきましたが、
こちらはトイレの扉。
少し大きめのイメージかと思いますが、ぽこぽことしたガラスなので
中に人がいることはわかりますが、透けて見える心配がありません。
アンティークのステンドグラスの中でも人気のガラスです。
真鍮のノブもイメージに合わせアンティークのお品をチョイスいただきました。
奥様のお部屋の壁には大ぶりなステンドグラスを。
家に入れるときのポイントとして・・・
自分が思うよりも少し大きめサイズを選ぶことが大切です。
こちらのステンドグラスももチェルシーオールドの店内で見ているときは
かなりの大きさでしたが、壁に入れると違和感ない大きさを楽しんでいただけると思います。
こちらはウォークインクローゼットの開き扉。
小さなステンドグラスですが、アクセントになって素敵だと思います。
トイレとウォークインクローゼットの扉は横並びです。
よくいただく質問に・・・。
同じ空間に入れるステンドグラスは同じデザインのがいいですか?
店舗でステンドグラスを選んでいただく際にこんな質問をいただきます。
古いステンドグラスって、年月を経てガラスの色が優しい色に変化しています。
新しいステンドグラスのギラギラ感がないため、
全く違うデザインでも違和感なく楽しんでいただけるのが魅力でもあります。
玄関から廊下の先にはリビング扉が。
こちらの扉もかなり古い時代のパステルカラーです。
光の具合によってはこの廊下きっとすごい色の空間を楽しんでいただけると思います。
キッチンには乳白色のガラスが入った無色のステンドグラスを4枚開き扉として嵌め込んでいただけました。
おそらく同じ家から出ているであろう2種類のデザインですが、
4枚並べることで美しいラインを楽しんでいただけますね。