▲機能性を考えたモンクスベンチ
モンクス(monkの複数形monks)とは修道生活を送る「修道士」のこと。女性の場合は「修道女」といいます。
修道士は3世紀のエジプト、熱心な男性キリスト教徒達が世俗を離れ砂漠で孤独な生活を送る習慣を始めたことが原型で、修道院がつくられたのは6世紀になってからです。
約1000年後の17世紀中期、モンクスベンチはイギリスの生活の中から生まれた機能性家具。当時はまだモンクスベンチとは呼ばれていませんでした。
当時、何と呼ばれていたのでしょうね。収納付きベンチ?収納付きデスク?ベンチ付きコファー?(*^^*)
修道士・修道女が戒律の厳しい修道院に入る際、持ち込める家具や私物に制限があったため1台で収納、チェア、デスクとして使えるこの万能家具を持参する人が多かったので、後に「モンクスベンチ」と呼ばれるようになったそうです。
修道院の限られたスペースで使うには最適だったのでしょう。
こちら、もともとはコファーから派生した家具とされています。コファーは食料や毛布など生活必需品を保管するための家具で、良い材質の木材で造りがしっかりしたものが多く、当店にあるコファーやモンクスベンチを見てもそれがよく分かります。
修道院向けのシンプルなモンクスベンチは、後に戦争時などの移動にも便利なことから大衆に広まり、装飾も華やかになって愛用されました。
ご自宅でサイドボードやテレビ台として、ちょっとコアですがミニマリストに挑戦してみるなど(私はムリです(^^;))イギリスの伝統家具「モンクスベンチ」を取り入れたライフスタイルはいかがでしょうか♪
1910年代小ぶりなサイズが魅力のモンクスベンチ(横幅76.5cm) イギリスアンティーク家具
▲機能性+装飾美の代表的な家具
機能性家具として現代も愛用する人が多いゲートレッグテーブル。
その実用性の高さは皆さまもよくご存じだと思います。
ゲートレッグテーブルは、用途に応じて天板を拡張できます。
機能性家具として現代も愛用する人が多いゲートレッグテーブルが
天板が楕円形や四角や丸いもの、脚のデザインや構造など、
例えば脚は固定、
イギリスの伝統家具はオーク、マホガニー、
もしかして、