チェルシーオールドで扱っている
イギリスアンティーク ステンドグラス
私が現地で買付けをする時に気にしている事・・・。
ステンドグラスというと
どうしても教会にある美しいガラスを想像するかと思います。
100年程前のヴィクトリアンの時代
一般的な住宅へはめ込むのが大流行したそうです。
その時代の建物が建ち並ぶ通りを車で走ると
ぐるっと家を1周同じデザインのステンドグラスがはめ込まれていました。
年々減少し今ではそんな家を見る事は少なくなりましたが・・・。
そんな一般的な住宅で使われていた
ステンドグラスを紹介したいと思っています。
今回の買付けの際にとっても美しいステンドグラスが
はめられている家を見かけました。
イギリスでは100年程までの住宅は
それほど古い物ではありません。
400年、500年前の建物にも普通に人は住んでいます。
皆さん建物の構造はそのままに
内部をリノベーションして住みやすくしているんです。
ステンドグラスが市場に出回るのは
100年程前の住宅の窓から取り外し
木枠のステンドグラス窓から
サッシのステンドグラス窓へ変えることで
メンテナンスが楽になるため出回るのです。
決して建物を取り壊すのではないのです。
そんなステンドグラス
イギリスでは扱うディーラーさんは大体決まっています。
いつもイギリスに到着するとまずは
ステンドグラスの買付けを優先します。
何人かのステンドグラスのディーラーさんの倉庫で
沢山のステンドグラスの中から1枚づつ念入りに選びます。
選んだ後はこんな感じ
中にはステンドグラスの入った扉も・・・。
今回は約400枚のステンドグラスを買付ける事が出来ました。
11月の再会が楽しみです^^