▲『私のカントリーNo.112』に掲載されたテーブル&デスクを3点ご紹介します
先日、鶏が先か卵が先か…のように、テーブルと椅子はどちらが先に誕生したのだろうと疑問に思い、考えてみました。
皆様はどう思われますか?
私は、歴史の教科書で見る「人類の進化」絵図の左から3、4番目の二足歩行が確立した頃の人類の日常を想像し、テーブルが先だと答えを出しました。
しかし私には想定外の答えでした。
この続きは後ほど書くとして、まずはこちらの機能性&優雅さを兼ね揃えるフランス製ダイニングテーブルをご紹介します。
一人で使うデスクとは対照に、人を集める魅力がテーブルにはあります。
食卓、おもてなしの場、デスクワーク、趣味を楽しむ、家事、ボードゲーム、カードゲームなど(卓球もできそうです(*゚▽゚*))、テーブルの活用には多様性があります。
また、外出先から戻り我が家が見えると「帰ってきた」と、ホッとし、自宅に入りダイニングテーブルに着くと更にゆったりとくつろぐ感覚ってありませんか?
自然に人が集まり活用されてきたアンティークのテーブルは、使い続けられる理由があります。
材質や見た目の良さ、機能性も考えられています。
例えば材質面では、無垢材ならではの特徴か、真っ白のキャンパスに絵を描くように、自由にテーブルランナーやランチョンマット、お花などでテーブルコーディネートを楽しめますし、
機能面では、こちらの写真のテーブルを例にしますと、片側からサイドテーブルとして便利な板が出ます。
また反対側には便利な引き出しが付いています。
テーブルは暮らしの真ん中にある家具。
ライフワークに合ったテーブルを探してみてください。テーブル デスク
▲ペールグリーンのペイントがシャビーなデスク
先程の続き、テーブルが先か椅子が先か…私はテーブルだと思いましたが、答えは「同時」という表現が合っているようです。
時は遡り古代エジプト時代、紀元前3000年以上前になるのでしょうか。
その頃に作られた「大きな箱」が家具の起源だそうです。
当時、その大きな箱は、ある時は保管場所、ある時は物を入れて移動をする、ある時は台にして作業や食事をする、ある時は座る、ある時は箱の上で寝るなどしていたそうです。装飾のないコファのような物だったのか、想像が膨らみます。
そこから時代とともに個々の目的のための家具が生まれ現在に至ります。
さて、次にデスクのご紹介です。
パイン材の天板とペールグリーンのツートーンペイントのイギリスのデスクです。
子ども部屋や書斎でデスクとして、または店舗ディスプレイとしても合いますし、
ミラーを置いてドレッサーとして、ミシンを置いて趣味のデスクとしても使えそうです。
コンソールテーブルとしてお部屋のアクセントにもいかがでしょうか。
▲3通りの大きさで天板が変えられる機能性抜群のゲートレッグテーブル
天板の大きさを変えられるゲートレッグテーブルは、日本の住宅事情にも合うテーブルのひとつではないでしょうか。
両方の天板を広げてサイドテーブルとして。
片側の天板だけを閉じて壁に付けてコンソールテーブルとして、
両方の天板を閉じてもコンソールテーブルとして使えますし、収納時にも場所を取りません。
他にもベッドやソファの横に置く、ワインテーブルとして、ティータイムや読書タイムに、軽いデスクワークに、ミラーを置いてドレッサーとしてなど、暮らしに合わせて活用できる優れものです。
前述致しました家具の起源の「大きな箱」から、数千年を経て機能面で大きく進歩した家具のひとつですね。