女性に人気なのは、やはりキッチン雑貨。
でも、アンティークのツールを実際に使っている方はどれだけいるでしょう。
日々使っている本当に役立つキッチンアンティークたちをご紹介
わが家のキッチンに並ぶアンティークは、どれも長年使いつづけて、今なお現役です。
今回は、私の料理の良き相棒たちをご紹介します。
たとえば、レモンを搾るスクイーザー。
10年以上愛用している私にとっては欠かせない道具の1つ。
サラダのドレッシングに、あえ物にと、ほぼ毎日、出番があります。
料理に使うからといって、特別気をつかうこともありません。
だって昔から、ふだんの暮らしのなかで使われてきたものですから。
道具は使ってこそ!「アンティークを暮らしに生かす」のは、私がずっと大切にしていることです。
実際に使ってみると、アンティークの道具は、実によくできていることにも気づきます。
混ぜやすいように傾けて固定できるミキシングボウル、
すっきりと重ねられるプリンボウル。
お店で使い方をお話すると、みなさん納得してお求めになるので、ファーストアンティークとしても、おすすめしています。
傾けられるミキシングボウル
上の写真で使っているのが、このボウル。1カ所、傾けられるように角度がついています。
大きくかき混ぜたいときにも、とても便利。
イギリスのTGグリーン社が特許を取得していた形。
「HOVIS」の焼き型
このミニサイズは、メイン料理に添えて出すときにちょうどいい。
息子が幼いときヨーグルトパンをよく焼きました。家庭用のオーブンに入ります。
レモンスクイーザー
私のお気に入りのレモンスクイーザー。半分にカットしたものを挟んで、ぎゅっと押さえるだけ。
簡単に果汁がたっぷりと搾れるので、手放せません。
プリンボウル
ライスプディングを入れて、この容器ごと売っていたので、プリンボウルと呼んでいます。
大小さまざまなサイズがあるので、調理に役立ちますよ。
しけらないソルトポット
口が大きく開いているのに塩がしけらない不思議な形。
これはイギリスで購入した現行品ですが、古典的なアンティークの形です。
イギリスのオーブンウエア
あたたかみのある土の風合いを感じるオーブンウエアは、ローストに欠かせません。
熱々のまま食卓に出せるのがうれしいですね。
アンティークを使って作ったメニュー
今回は、どれもアンティークを使って作ったメニューです。
使い込んで味わいの出たオーブンウエアで焼いたミートローフに、
「HOVIS」の小さな型で焼いた可愛らしいパン。
サラダのフレッシュな柑橘の香りは食欲をそそります。
こんな食卓でのおもてなしなら、アンティーク談議もいっそう盛り上がりますよ。
トマトのカプレーゼは、青の柄が美しいフランス製のプレートに。
アボカドのディップは、ハンガリー製のボウルでたっぷりと。
おおらかな雰囲気の素朴な器も大好きです。
オープン収納が多いわが家のキッチン。
アンティークの器や道具が並ぶと、それだけであたたかみを感じますよね。
フランスならではのユニークな食器たち
仕切りの入ったプレートは、フランスの窯のアスパラガス用。
長いまま1本を調理することが多いため、専用のプレートが充実。
こちらはオイスタープレート。
殻のままのせるカキの形のくぼみがいくつもある。
キッチンアンティークをさがしてみて
今回ご紹介したキッチンの道具たちは、HPでもぜひチェックしてみてください。
「HOVIS」の焼き型は単体のものもあり、気軽にパン作りに挑戦できそう。
ミキシングボウルとプリンボウルはサイズが選べるので、少しずつ買い集める方も。
木と陶器を組み合わせたスクイーザーはいい味わい。
いずれもイギリス製で、状態のいいものがそろう。
◆レモンスクイーザー
◆プリンボウル
◆ミキシングボウル
◆「HOVIS」の焼き型
気になる商品がございましたら、お問い合わせください。(売り切れの場合はご了承ください。)
こちらの記事の出典は「私のカントリーNO.105」です。
主婦と生活者 私のカントリーNO.105
2018年6月15日発行 146ページ
ISBN:978-4391641608