今年の冬は、イベントを自宅で楽しむ機会がふえそうです。
マイナスに受け止めず、お気に入りを披露するチャンスにしてみましょう。
アンティークとお料理の取り合わせを楽しんで。
アンティークのそろいの絵皿でクラシカルなおもてなしスタイルに
暮らしが大きく変わった今年は、自宅で食事をする機会が格段にふえたのではないでしょうか。
私のショップでも、食器へのお問い合わせやご注文を多くいただきました。
自宅で過ごす時間がふえて、食卓のしつらえにこだわる方がふえたのかな、とうれしく思っています。
今回は、クリスマスや年末のイベントいを自宅で祝う際に私がおすすめしたい、アンティークを生かしたディナーの食卓を再現してみました。
大皿にたっぷりと盛りつけて、自由に取り分けるのがわが家のスタイルですが、冬のメニューでは暖かい煮込み料理を加えて。
これにはスーププレートが活躍します。
あらたまった演出になりますし、アンティークの絵皿は、華やかな色合いであっても華美にならず、料理のジャマをしません。
ローストチキンをのせた大判のカッティングボードや、テーブルフラワーをアレンジしたスーピエールなど、ちょっと目先の変わった使い方をしてみると、食卓ががぜん盛り上がりますよ。
そして特別な日のディナーには、キャンドルを灯したい。
それだけでも特別な印象になるうえ、大切な人と囲む食卓がより親密であたたかなものになる気がします。いろいろな困難があった一年ですから、心穏やかに楽しい時間を過ごせるように・・・。
前もって仕込んでおけるオーブン料理や煮込み料理をメインにすると、何度も席を立ったり、あわてることがないのでおすすめです。
作り手だってゆっくり食事とおしゃべりを楽しみたいですものね。
お肉を食卓で切り分けるのも、ちょっとしたイベント気分!
みんなで素敵な時間を過ごしてほしいと思います。
昔、食卓でスープをサーブしたふた付きの器はフランスのスーピエール。
吸水スポンジ(オアシス)に花をアレンジすると高さが出るので華やかで見栄えがします。
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イギリスのカッティングボードは、食卓で切り分ける料理に大活躍。
パンとチーズ、果物を盛り合わせたり。
キズが味わいになるので、どんどん使って。
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コンソメスープを張ったシンプルな盛りつけに映える繊細な絵柄は、フランスのサルグミンヌ窯のもの。
パスタやシチューにも使えて重宝する形です。
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ディナープレートに各自で取り分けていただくスタイル。
フランスの絵皿のセットは少しずつ絵柄が違っていたりするので、見ていて楽しいものです。
おおらかさを感じる素朴なボウルにサラダをたっぷり。
器の底に吊り下げ用のひもがついている、ハンガリーのアンティーク。
キャンドルを灯しましょう
ワインのコルクを抜いて、ちょっと特別なおうちディナー。
キャンドルの光を楽しみたいから、明かりは間接照明にするのがおすすめ。
フランスのジャムジャーにティーライトキャンドルを入れると、器の陰影が楽しめます。
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水銀を流し込んで作られた希少なマーキュリーガラスのスタンド。19世紀後半のイギリスのもの。
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商品もアンティークにまつわる物語も大充実のHPをこの機会にご覧ください
チェルシーオールドには、アンティークの状態や、「こんなものを探しています」というものまで、全国から多くのお問合わせが届きます。
それにていねいに対応してくれるのが、アンティークの初心者さんにも心強く人気。
メールマガジンでは、スタッフによる商品の歴史や詳しい説明が読めますので、ぜひホームページから登録を!
変わらずリクエストの多いステンドグラス。
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スーピエールだけでもいろいろなデザインが揃う。注文が続く食器類をメインにディスプレイ。
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円柱型のジャムジャーにくらべて希少なのが、この形。
装飾性が高いスーピエールはディスプレイ用にする人も。
クリアガラスのキャンドルホルダーはイギリスのもの。
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サルグミンヌの食器は豊富にご用意。
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貴族などの家名のイニシャルを入れたプレートも。
気になる商品がございましたら、お問い合わせください。(売り切れの場合はご了承ください。)
こちらの記事の出典は「私のカントリーNO.113」です。
主婦と生活者 私のカントリーNO.113
2020年10月29日発行 144ページ
ISBN:9784391643268