「買い付けはどんな場所へ行くんですか?」とよく質問をいただきます。
基本はアンティークフェアのスケジュールに合わせて、間にアンティークブロカントやブロカント(蚤の市)などの予定を入れます。
アンティークブロカントと言っても、遺品整理や遺品整理業をメインの仕事にしてその中から見つけたアンティークを自分の倉庫で売っているアンティークブロカントもあれば、お店を構え綺麗に手を入れたものを売っているお店もあるわけです。
①遺品整理や遺品整理業をメインの仕事にしてその中から見つけたアンティークを自分の倉庫で売っている業者さんは、一見どこにお店があるのかわからないような辺鄙な場所にあったり、綺麗に並べてあるわけでなく、まさにゴミの中から宝を探すような状況のアンティークブロカントもあります。
②路面店で綺麗なディスプレイをしているいわゆるアンティークショップのようなお店は綺麗に手入れされ並べられているので、探しやすく、その分値段も高くなります。
②は①のような業者さんでアンティークを探し、綺麗に手を入れてお店で販売しているんです。
そんな常識を考えると今回行ったお店は店構えも素敵で、きっと買えるものはないな〜なんて一瞬思ったお店です。
中に入ってみてみると、素敵なものがたくさん…
可愛いキッチンクロスもいっぱい!フランスらしいモノグラム刺繍がワクワクしますね。
結果、気づけば19時半まで長い時間をそのお店で費やしてしまいました。
とっくに営業時間は過ぎていると思いますが、嫌な顔一つしないで笑顔で写真に撮らせてくれたオーナーご夫妻。
一つ一つのアンティークを大切にしている気持ちが伝わるそんなお店でした。
2022年9月-10月 フランス買付け紀行14 とっておきのアンティークブロカント