▲1930年代パールとマーカサイトのピアス イギリスアンティークコスチュームジュエリー
1910年代から1930年代にかけて、ヨーロッパで流行した装飾様式をアールデコ時代といいます。
第一次世界大戦以降、芸術やデザインが一部の特権階級のものから、
大衆のものへと移行していく中で
アクセサリーのデザインにも変化が表れます。
女性の社会進出により、手の込んだデザインのアクセサリーより
シンプルで機能的なタイプのものが求められた時代でもありました。
家から外へ出る機会が多くなった時代に
仕事を選び、自由を手に入れ、自分のためにおしゃれをし始めた女性たち。
上品な白いパールと、黒いダイヤモンドと呼ばれたマーカサイトの
キリっとしたコントラストが、凛とした佇まいを感じさせるこちらのアクセサリーをつけ
躍動的に活躍していたのでしょうか。
それから90年経った今、はるか海を越えた日本で
どんな方のもとで大切な時間を刻むのでしょう。
そんなアクセサリーの「これから」が楽しみでもあります。
▲記念日に色を添えるシルバーブレスレット(銀製) イギリスアンティークアクセサリー
半袖を着る季節はやはり手元にキラリと光るブレスレットがあると
気持ちもなんだか上向きになりませんか?
ハートのチャームが可愛らしいこちらのブレスレット。
チャームとは、元々魔除けやお守りなどの意味を持っていたそうですが
イギリスのヴィクトリア女王がチャームのブレスレットを着けていたため
その時代、上流階級の間でブームとなりました。
それからもチャームは人々に永く愛され
自分好みのものを集めたり、大切な人にプレゼントをしたりして
持ち主の個性あふれる、チャームブレスレットが出来上がっていきました。
当店にも、靴、鍵、ベル、ティーポットなどなど
たくさんの小さく可愛らしい、個性豊かなチャームがございます。
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ご興味ありましたらお気軽にお問い合わせくださいね。
現代の流行に左右されない、世界に一つのアンティークアクセサリー。
自分の、これが好き、という感覚を大切に
素敵な出会いがありますように。