▲『+A』
「最近、アンティークで楽しむアウトドアが流行り始めているらしいよ」と、知人から教えてもらいました。
「アンティークとアウトドア?」
今まで同時に並べることのないワードでしたから、「どういう事?」と聞いてみると…
例えばアウトドアで明かりが欲しい場合、電気を使う道具ではなく、ランタンなど昔からある道具で灯りをとる…そういう感じだそうです。
アンティークやビンテージ、古い時代の道具を使うようですが、便利すぎず不便すぎないあたりを楽しむ。
または、ちょっと不便なことを楽しむ、ちょっと昔に帰る、ちょっとの手間を楽しむ、そんな感覚でしょうか。
そういえば家にランタンがあった事を思い出し、久しぶりにつけてみました。
『炎』 ずっと見ていられませんか?そして人が自然と集まり普段よりゆったり時間が流れる…そんな魅力を感じませんか?
(2020年冬の日本では鬼滅の刃の「炎の呼吸」を連想する人も多いかな!(^^)!)
そんな灯りの中で想像してみました。
日本では1800年代から、西洋では更に前から使われていたオイルランプの灯り。
それまで蝋燭などの薄暗い灯りの中で過ごしてきた当時の人々は、初めてその灯りを見て何を思ったのでしょう。
オイルランプの電球で言うフィラメントの役割部分は、地球内部の「マントル」と名付けられたぐらいですし、現代の私たちの想像以上の衝撃だったのではないでしょうか。
現在はどうでしょう。当時と同じオイルランプなどの灯りは光源だけでなく、安らぎ・落ち着きなどをも与えてくれますよね。
このように時代と共に光源やそれを見る人の感じ方は変化していきますが、灯りの器具はずっと変わらないスタイルがあるように思います。なぜでしょう。
↑画像のスタンド、まるで美女と野獣のルミエールのように歌って踊りだしそうな(^^♪目を惹くフォルムです。
もちろん光源は日本で作り直した電球になりますが、アンティークの照明器具に灯される光は、まるで炎のような光が放たれているようです。
なぜなら、その灯りを見るとホッとするからです。
自宅で炎を使った灯りを使うのはなかなか難しいですが、
『アンティーク照明器具+電気』の組み合わせも、趣があり素敵ですよ♪
タイトルの『+A』(プラスA)とは、現代の生活にアンティークをプラスすると言う意味合いで考えてみました♪
(話題のお洋服からヒントをいただきました(*^^*))
キャンドル型テーブルランプスタンド 3灯 ブロンズ フランスアンティーク照明 fl111006
▲ランプシェード
前述した「マントル」は、電球で言うフィラメントの役目を果たすのですが、1893年に白熱マントルと呼ばれる発光体ができ、より一層の明るさを生みました。
使い方次第ではありますが、家庭ではあまりにも光が眩しく、目のダメージを防ぐためにシェードが誕生したという説があります。
確かに私も家でランタンの光に魅了されてじっと見つめてしまいましたが、直ぐに眩しくなりました。
しかし灯りがない場所では、よく照らされて足元が見え安心感がありました。
今ではガラス、陶器など色んな材質のシェードがありますが、当時は光を適度に錯乱させる素材としてシルクが使われていたようですよ。
お部屋の角、洗面所やトイレなどにいかがでしょうか。
ランプシェードは小さくて可愛いだけではありません。日常のふとした瞬間に存在感を大きく感じる!すごいんです!(^^)!
↑画像↑花ガラスが可愛いヴィクトリア時代のオパリンシェード イギリスアンティーク照明 el181019