ピンクのフェアリーランプ(妖精のランプ)高さ13cm イギリスアンティーク
イギリスのアンティークモールで見つけたのがこちら
ピンクのフェアリーランプ(妖精のランプ)高さ13cm イギリスアンティークです。
久しぶりに見つけた、フェアリーランプ(妖精のランプ)
優しいオレンジがかったピンクのガラスがなんとも可愛らしいお品です。
中にキャンドルを入れて蓋をすると、ゆらめくキャンドルの光を楽しむことができます。
フェアリーランプ(妖精のランプ)
1840年頃、ヴィクトリア朝時代のイギリスで作られはじめました。
受け皿と卵型の煙突で構成された小さなキャンドルホルダーです。
19世紀当時、主要な「照明器具」だった蝋燭は一般的に細く長かったのですが、それだと燃焼時間が短く、また転倒の危険があったので、しだいに太くて短いろうそくが作られるようになりました。
イギリス人サミュエル・クラークSamuel Clarkeも、そんな太くて短いろうそくを作る作家のひとりでしたが、彼は自身の短いろうそくを売るために専用のキャンドルホルダーを開発したのです。
それが『フェアリーランプ』(妖精のランプ)と呼ばれるドームで覆われたガラス製のカップでした。
後にろうそくとガラスカップの量産化に成功したクラークは、その安くなった価格とかわいらしさを武器に、フェアリーランプを一大ヒット商品に育て上げました。
庶民から貴族まで、イギリス人の間で大人気となったフェアリーランプは、一躍、場所も一般家庭から公共施設、病院や保育園まで、イギリス国内中を照らすアクセントランプとなったのです。
そしてクラークはフェアリーランプで特許を得て、フェアリーランプの独占販売を可能にしました。
躍進を続けるクラークのフェアリーランプは、中でもヴィクトリア女王の戴冠記念モデルが、ヴィクトリア女王自身が1500個も購入したという逸話がアメリカにまで広がり、ピークを迎えます。
アメリカでも評判となったフェアリーランプですが、その後は「電気照明」の時代に移行するとともに衰退していきます。
詳しくは下記写真ご参照ください。
アンティークは新品ではなく使い込まれてきた歴史があります。
写真には載せきれない傷や汚れなどのダメージがある場合もございます。
気になる方は写真を送りますので、ご注文前にお気軽にお問い合わせください。
上のカップは取れます。
上から見た写真です。
内側の写真です。
足裏の写真です。
年月を経てきたお品ですのでキズやスレ、凹凸等ございますがアンティークの雰囲気を損なうものではございません。
※アンティークとは
アンティークとは100年ほど前のお品です。当店では状態の良い物のみを仕入れ、日本に到着後も職人の手で修理し、お客様の元へ送らせて頂いております。ですが、アンティークは新品ではございませんので、アンティークの風合いとなる傷や汚れは必ずあります。また、アンティークの風合いをご理解いただき、好きになっていただける方に使っていただけたら・・と思っています。
もし細かい傷がどうしても気になる・・という方には詳細な写真も送らせていただきますので、購入を決められる前に一度お問合せ下さい。
購入前に↓ご覧ください。
アンティークの特徴
品番 | eg231108 |
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品名 | ピンクのフェアリーランプ(妖精のランプ)高さ13cm イギリスアンティーク |
サイズ (数ミリの誤差はあります) | 直径9.5×高さ13cm |
備考 | ≫配送・料金についてはこちらをご覧ください。 配送区分:1 ※北海道・沖縄・離島への配送は追加料金がかかります。 |
当店へ直接メールをいただく場合は info@chelsea-old.com までご連絡くださいませ。
『妖精のランプ』そんな名前が付けられた可愛いキャンドルスタンドです。
太めのキャンドルを入れてぜひご自宅でも楽しんでみてくださいね。