19世紀ウィローパターンのオーバル皿(19x13.5cm) イギリスアンティーク
イギリスのアンティークフェア会場で見つけたのがこちら
19世紀ウィローパターンのオーバル皿(19x13.5cm) イギリスアンティークです。
当時、イギリスでは「紅茶」を飲む文化が急速に普及していました。
お茶会(ティータイム)の席で、お皿の絵柄を指差しながら「これが駆け落ちする二人で…」と物語を語ることは、最高のおもてなしであり、娯楽だったのです。
ウィローパターンの内容はこちら↓をご参照ください。
ウィローパターン
ウィローパターンを最初に作った(世に送り出した)イギリスのメーカーは、コーズリー(Caughley)窯です。
このコーズリー窯で、実際に絵柄を銅版に彫り起こして(彫刻して)図案を完成させたのが、当時まだ見習いだったトーマス・ミントン(Thomas Minton)です。
彼は後に独立し、ヴィクトリア女王から絶賛される最高級陶磁器ブランド「ミントン(Minton)」の創設者となります。つまり、デザインとしての最初の生みの親はミントンだと言えます。
<お話の内容>
中国の裕福な高官( mandarin )の娘であるクーンセ(孔雀)は、父親の秘書として働いていた貧しい青年チャン(張)と恋に落ちました。しかし、身分違いの恋に激怒した父親は、チャンをクーンセの目の前で屋敷から追い出してしまいます。さらに、父親はクーンセを年老いた別の高官と政略結婚させることを決め、彼女が逃げ出さないよう、庭の周りにジグザグの頑丈な塀を建てて閉じ込めてしまいました。
クーンセは悲しみに暮れながら、庭の柳(ウィロー)の木が芽吹く頃に予定されている結婚式の日を恐れていました。しかし結婚式の前夜、チャンは使用人に変装して屋敷へ忍び込み、クーンセを連れ出すことに成功します。怒った父親や婚約者が追いかけてくる中、二人は川にかかる橋を必死に渡って逃げました。
*橋の上に3人の人物が描かれています。先頭を走るのがクーンセ、2番目が大きな宝石の箱を持ったチャン、3番目が鞭(または杖)を持って追いかける父親です。
二人は川の対岸へ渡り、小舟に乗って遠く離れた孤島(または安全な土地)へと逃げ延びました。そこで小さなお堂(楼閣)を建て、しばらくの間は幸せに暮らします。しかし、執念深い父親と婚約者の追っ手は、ついに二人の隠れ家を見つけ出してしまいました。家は包囲され、火を放たれます。チャンは追っ手に斬られて命を落とし、絶望したクーンセもまた、燃え盛る炎の中に身を投げて後を追いました。
二人の深い愛に心を打たれた神々(または仏様)は、彼らの魂を二羽の鳥(Love Birds)へと変えました。鳥となった二人は、追っ手や父親の手が絶対に届かない空へと飛び立ち、永遠に仲良く寄り添って暮らしました。
*お皿のちょうど中央、一番高い空に、向かい合って飛んでいる二羽の鳥が描かれています。これが生まれ変わった二人の姿です。
<この悲しくもロマンチックな物語は、当時のイギリスの人々を大いに魅了し、紅茶を飲みながらお皿の絵柄をなぞって語り継がれました。>
詳しくは下記写真ご参照ください。
アンティークは新品ではなく使い込まれてきた歴史があります。
写真には載せきれない傷や汚れなどのダメージがある場合もございます。
気になる方は写真を送りますので、ご注文前にお気軽にお問い合わせください。



19世紀のイギリスのポタリー(陶窯)で非常によく使われていた「イギリス王室の紋章(Royal Coat of Arms)」のデザイン が浮かび上がっています。
中央に盾(シールド)があり、左右にそれを支える動物(左側にライオン、右側にユニコーン)、そして上部に王冠(クラウン) が配置された非常に伝統的な構図です。
ウィローパターンの陶器にこの王室紋章のインプレスママーク(凹凸の刻印)を施していた代表的な窯元として、19世紀中頃(1860〜1890年頃)に活躍したスタッフォードシャーの窯元群(Staffordshire Potteries)、あるいは Elkin, Knight & Co.、Hicks & Meigh などが挙げられます。

古い時代のお品ですので、色付きや凹凸、貫入や小さな傷などが見られますが、アンティークならではの味わいとしてお楽しみください。




白いコピー用紙の上に載せてみたので、白い色のイメージを比較してみてくださいね。
※アンティークとは
アンティークとは100年ほど前のお品です。当店では状態の良い物のみを仕入れ、日本に到着後も職人の手で修理し、お客様の元へ送らせて頂いております。ですが、アンティークは新品ではございませんので、アンティークの風合いとなる傷や汚れは必ずあります。また、アンティークの風合いをご理解いただき、好きになっていただける方に使っていただけたら・・と思っています。
もし細かい傷がどうしても気になる・・という方には詳細な写真も送らせていただきますので、購入を決められる前に一度お問合せ下さい。
購入前に↓ご覧ください。
アンティークの特徴
| 品番 | et251217 |
|---|---|
| 品名 | 19世紀ウィローパターンのオーバル皿(19x13.5cm) イギリスアンティーク |
| サイズ (数ミリの誤差はあります) | 縦13.5×横19×厚み3.5㎝ |
| 備考 | ≫配送・料金についてはこちらをご覧ください。 配送区分1 ※北海道・沖縄・離島への配送は追加料金がかかります。 |
当店へ直接メールをいただく場合は info@chelsea-old.com までご連絡くださいませ。
色々と集めて並べてみるのも楽しそうです!