▲鉄脚がかっこいいインダストリアルテーブル(机) イギリスアンティーク家具
家具を選ぶとき、食事をするところだからダイニングテーブル、書斎だからデスクを置こうと
その場所にあったものを選ぶことが多いかと思います。
アンティークの家具ももちろんその用途に合わせたものもありますが
これはどうやって使おうか?どこに置いたらいいかなと考え
部屋から家具を見るのではなく
家具から部屋を作る、自由で柔軟に楽しむことができるのが
アンティークの家具の魅力の一つでもあると思います。
近年よく耳にする、インダストリアルインテリア。
インダストリアル(industrial)は、「産業の、工業の、工業用の」などの意味です。
特徴としては「むき出し感」と「無機質感」。壁はコンクリートや、荒削りな印象のもので
家具はスチールなどの無機質な金属が合います。
色味はブラック、グレー、ブラウン等落ち着いたカラーが似合います。
ここで木材とうまく組み合わせることで、少し温かみのある
ちょうどいい無骨さが生まれます。
このインダストリアルな家具を日常の生活に取り入れられるのも
アンティークの持つ味わいならではかもしれませんね。
▲サイドテーブルにぴったりな味わい深いペイントテーブル イギリスアンティーク家具
ペイント家具は年月を経てペイントが剥がれ、地の色が見え隠れする
シャビーシックな味わいが魅力です。
シャビーシックとは、使い古された中にも品や優雅さがある、上品で味があるアンティーク、という意味で
近年流行しているインテリアスタイルの一つです。
こちらのサイドテーブルは小さいサイズなので、お部屋全体をシャビーシックな感じに!と気張らずとも
空間の一角でその雰囲気を楽しめるお品だと思います。
淡い色味の白やグレーのものと合わせると爽やかに
グレーや黒など、モノトーン系と合わせるとよりシックに
ピンクや紫、花柄などを増やすと、大人可愛く
木目調と合わせるとナチュラルテイストになります。
ドライフラワーなどもを飾ると華やかですね。
玄関やリビングのサイドテーブル、キッチン横の作業スペースとしても
使い勝手は抜群です。
長い年月をかけて剥がれたペイントはシャビーシックそのもの。
アンティークならではの味わい深さが魅力的ですね。
シャビーシックな雰囲気の商品はこちら
▲1890年代の味わい深いオールドパインデスク(机) イギリスアンティーク家具
上の文章で、自由で柔軟に楽しむことができるアンティークの魅力、と書きましたが
大人になると頭が硬くなって、自由で柔軟って実は少し難しいかも…
『デスク』はこうであるというイメージが私の頭の中で邪魔をして
他の選択肢が出てこなくなってしまうのです。
そこでふと、家にある絵本を思い出しました。
ヨシタケシンスケさん著書の、『それしかないわけないでしょう』
大人もはっとさせられ、心に響く絵本です。
未来は大変なことばかりと言うけれど、考え方一つで楽しい未来が膨らんで
選択肢がどんどん増えていくというお話です。
こちらのオールドパインのデスクは高さが62cmとやや低めです。
それではテレビボードとしてはどうでしょう?
下に空間があるので収納もしやすいです。
キッズチェアと合わせてお子さんの机にしてみるのはどうでしょう?
太さのあるしっかりとしたオールドパイン材なので
一生懸命お絵かきしても、消しゴムをかけてもグラグラせず安定しています。
居心地のいいソファやラウンジチェアと合わせるのはどうでしょう?
在宅ワークでも使いやすい高さ感と飲み物も置けるスペースもあります。
使い方はまだまだあると思います。
アンティーク家具をいろんな視点から見て、
それしかないわけないよね?と使い方を考えることも
楽しみの一つにしていただけたらと思います。
読書の秋、たまには絵本の世界を覗いてみると
新しい発見があるかもしれませんね。